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2025.2.27

麹町三葉ビルのキッチンカーにリユーサブル容器を試験導入しました

〜オフィスランチを通じたちょっと気持ちのいいゼロウェイストの取り組み〜

概要

毎日ビルから出る容器ごみを目の当たりにしつつ、喫緊のごみ問題に対して当社ができるアクションとして、キッチンカーに捨てないリユース容器のシェアリングサービス「 megloo(メグルー)」を試験的に導入しました。

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目的

麹町三葉ビルで営業するキッチンカーで使い捨て容器の代わりとなるリユーサブル容器を導入して

✓   ごみをビルから減らす

✓   普段よりワンランクアップしたランチ体験をご提供する

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背景・課題

世界のプラスチック生産量はこの20年ほどで倍増し、それに伴いプラごみ問題も深刻化しています。年間生産量のうちリサイクルにまわされる量はたった16%、約半分にあたる2億1,000万トンが廃棄され、そして1,100万トンは海へ流出され海洋環境汚染に繋がっています。

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海への流出量も年々増え、世界経済フォーラムの報告書(2016年度版)では、2050年までに海洋中に存在するプラスチックの量が、魚の量を超過すると予測されています。 また、海に流出して細かく砕けたプラ中に含まれる残留性有機汚染物質は魚介類に蓄積され、食物連鎖を通じて人体に入り、特定の疾患原因になり将来世代への影響も懸念されています。 更に、プラ製造過程でのCO2排出(1トン当たりCO2を約5トン排出)と、廃棄時のCO2排出が地球温暖化をはじめとする気候変動問題にも繋がっています。

効果

今回導入したMeglooのリユース容器は、環境負荷の低い素材を使ったマスバランス方式によるバイオマスポリプロピレン100%を採用。(*容器詳細はこちら)この容器を100回利用すると、使い捨て容器利用時と比較して「ごみはゼロ、CO2排出量は90%の削減」に繋がります。

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実施結果


<キッチンカー購入者アンケート>

*通常の使い捨て容器かリユーサブル容器、どちらを利用するかは購入時にお客様が選択していただきました

<購入者コメント抜粋>

おわりに

とあるキッチンカーから、今回ご利用くださった方から「もうやらないの?」という大変嬉しいお声をいただいたと聞きました。

認知拡大と利用率アップを目指して、今後も定期的に継続実施できればと思いますし、将来的には、導入店舗を拡大し、麹町エリア内の企業、就業者、行政、住⺠らが一体となって環境負荷低減・ゼロウェイストを目指し、地域共通のリユース容器をみんなでシェアし、一体となって取り組めるまちづくり活動の一環としたいと考えています。

※カマン様の実施レポートはこちら

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運営:株式会社カマン
 協力:株式会社メロウ